相続が起きると、銀行・証券・不動産登記・年金など、いくつもの窓口でその都度戸籍の束を出さなければなりません。これを1枚にまとめて法務局に認証してもらい、戸籍の代わりに使えるようにするのが法定相続情報証明制度です。認証された図を法定相続情報一覧図と呼びます。交付手数料は無料で、複数の手続きを同時並行で進められるのが大きなメリットです。
| 従来 | 一覧図を使う場合 | |
|---|---|---|
| 各窓口へ出すもの | 戸籍の束を都度提出 | 一覧図の写し1枚 |
| 手続きの進め方 | 戸籍を回収しながら1件ずつ | 写しを複数枚もらい同時並行 |
| 費用 | 戸籍の再取得が増えがち | 認証・写しは無料 |
一覧図は「誰が相続人か」を正しく書けて初めて作れます。配偶者・子・親・兄弟姉妹の組み合わせで相続人の範囲と法定相続分は変わります。家族構成を入力すると、相続人と取り分をその場で自動計算できます(登録不要・無料)。
▶ 相続人と相続分を自動計算する相続関係を一覧化した図(法定相続情報一覧図)を法務局が認証し、戸籍の束の代わりに相続手続きで使えるようにする無料の制度です。銀行や登記など複数の手続きを同時並行で進めやすくなります。
法務局の認証・写しの交付手数料は無料です。ただし元になる戸籍謄本などの取得には市区町村ごとの手数料がかかります。
認証後の写しを使えば、各窓口に戸籍の束を出し直す必要がなくなります。最初に法務局へ申請する際は戸籍一式の提出が必要です。